理事長挨拶(2008年掲載)

第26回日本小児心身医学会大会(大宜見義夫大会長)が沖縄で平成20年10月17日から開催され、同日の総会におきまして、冨田和巳前理事長の後任として新理事長を拝命いたしました田中英高でございます。この場を借りて、ご挨拶申し上げます。

日本小児心身医学会は今年で設立26年を迎えました。本学会も年々発展して参りましたが、それを上回って小児心身症の罹病率は増加し続けています。このことからも本学会がより一層のパワーを身につけて社会に貢献し続けなければならないと考えています。

本学会は設立当時より小児科医への心の診療医養成に取り組み、毎年、各種の研修会を継続開催してきました。そして2005年、心身症ガイドライン(起立性調節障害、摂食障害、不登校)を発行し機関誌に順次掲載しております。またそれらを用いた研修会を開催し多くの専門医に参加して頂いております。さらにバリエーションを増やすため、今年度から、「繰り返す子どもの痛みガイドライン」の作成を計画しているところであります。一方で、全国の多くの子ども達へより良い心の診療を提供するためには、より多くの専門医を全国各地に養成する必要があります。同学会は全国に5箇所の広域地方会を新設し、地域に密着した研究と研修を推進しております。

子ども達が夢と希望を持つことができる地域や国は私達の理想です。そのためのユートピア建設を担う小児医療関係者の皆様のニーズに応えるため、会員一同智慧を結集して努力・精進を続けたいと考えております。今後とも、ご指導、ご支援のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。

日本小児心身医学会理事長
田中 英高

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